Home > 研究活動 > ネパールの森林保全における家畜糞尿を用いたバイオガス導入の効果に関する実証研究

研究活動

ネパールの森林保全における家畜糞尿を用いたバイオガス導入の
効果に関する実証研究
(科学研究費補助金およびJICA草の根技術協力事業等:2008年〜)

本研究は、ネパールを事例として取り上げ、森林保全の取り組みにおける家庭用バイオガスシステム導入の効果とその課題を明らかにすることを目的としています。多くの開発途上国では、日々の煮炊きに使う薪炭材の採取が森林減少の一要因として挙げられています。家畜糞尿を用いたバイオガスは、薪炭材の代替品として、森林保全に取り組むNGOや国際機関の支援を通じて多くの開発途上国において急速に導入が進められていますが、薪炭材利用量の削減という効果以外は明確になっていません。本研究では、バイオガスの導入から20年近く経過しているネパールの丘陵地において、バイオガスの導入が薪炭材利用量だけでなく、森林植生、地域住民の生計活動、森林管理体制などに対する正負の影響について、定量的・定性的な実態調査に基づいた分析を行っています。この結果を基づき、国際協力事業にとして実施されているバイオガスシステムの導入への提言が期待されます。

※下の図をクリックすると、拡大画像を表示できます。(新しいウィンドウで開きます。)

家畜糞尿を用いた家庭用バイオガス装置

家畜糞尿を用いたバイオガス装置の概要

荒廃するネパールの森林1
荒廃するネパールの森林2

荒廃するネパールの森林

バイオガス装置に糞尿を入れる様子

バイオガス装置に糞尿を入れる様子

参考資料(PDF)

  1. Far-reaching Impacts of Biogas Digester Introduction on Livelihood of Rural People:
    A Case Study from Nepal(XXIII IUFRO World Congress 2010)

    (63KB)
  2. ネパールにおける家庭用バイオガスシステム導入による生計活動への影響
    (日本熱帯農業学会第112回講演会)

    (161KB)