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2014年度第6回オープンセミナー "インドネシア・西ジャワにおける持続的農業と農民による農法・技術の選択−アグロエコロジーの観点から−"

報告日2014年12月08日
タイトル2014年度第6回オープンセミナーを開催いたしました。
内容 東京農業大学の宮浦理恵先生によるオープンセミナーが、12月5日(金)に生命農学研究科で開催されました。インドネシアの大都会ジャカルタからボゴールの方向に約60km離れた、農民568名、土地無し農民1700名のペチル村は、主に耕種(イネ・サツマイモなど)、小家畜(山羊、鶏)と内水面養魚を生業としていますが、家畜のウエルフェアにあまり頓着しない飼育のやり方や養魚池の水の放出に伴う環境への影響などに注意を払わない、いわばあまり力を入れない農業をやっています。一方では、不在地主や成功した仲買人として農民を使う者も出てきました。サツマイモの茎葉や家畜糞尿および養魚廃液を農業経営の中で循環させるやり方はあるのに、それをやらない農民の有り様は、村社会が崩壊しつつある都市近郊農村の実態を示しています。このような中で、農民を覚醒させ、環境に配慮した持続的な農業に向かわせることの意義やその方法について、セミナー終了後も参加した院生と講師で熱心な議論が続きました。


セミナーの様子


講演する宮浦氏

開催日時2014年12月05日15時30分
内容 2014年度第6回オープンセミナー

開催日時:2014年12月05日(金)15:30〜17:00
開催場所:名古屋大学農学部第7講義室

インドネシア・西ジャワにおける持続的農業と農民による農法・技術の選択−アグロエコロジーの観点から−

講演者:宮浦理恵
(東京農業大学国際食料情報学部国際バイオビジネス学科助教)

言語:英語

東南アジアの都市近郊では、農外収入機会の向上に伴う兼業化の拡大、土地売買よる土地なし農業労働者の増加など農業生産主体のおかれている状況は大きく変化している。農業自体で経済的に持続的可能で、かつ社会・文化を維持できる姿をどのように求めたらよいのだろうか。西ジャワにおける調査をもとにアグロエコロジー(農生態学)の視点から議論する。